おはようございま~す!!
グリーンウォールの惠藤です。
少し肌寒くなり、ハチの活動も終わりが近いところですが、それでもまだポツポツとハチの問い合わせはいただいております。
今回紹介する現場(貸家)は、8月上旬に調査に行ったのですが、オーナー様のOKが出なかったため施工できていませんでした。
1階妻壁の母屋が突き出している部分の隙間を、キイロスズメバチが頻繁に出入りしているという状況でした。
天井裏には間違いなく巣があるはずです。
ハチの数が多いので、お隣さんも危険を感じているようでしたが、結局そのままに・・・( ̄ヘ ̄;)
そして、調査に行ったことも忘れかけていた10月下旬、
「まだハチが飛んでいるので処理を・・・。」
と連絡がありました。
「今頃かいっ!?」
と、突っ込みを入れずにはいられませんでした。
もちろん、心の中で・・・ですけどね( ̄∀ ̄*)イヒッ
ただ、ここまで放置したのなら、いなくなるまで待ってもいいんじゃないかと思ったのですが、やはりお隣さんがお困りのようなので、対策を施すことになりました。
8月の調査の段階で、オーナー様には2つの施工方法の提案をさせていただいていました。
①天井裏に入り営巣を撤去する(保証あり)
②侵入口(母屋部隙間)より薬剤処理を行い、その後、侵入口(隙間)を閉塞する(営巣は残るので保証なし)
オーナー様は②を選択されました。
そして、約3カ月ぶりに現場に来てみると、状況が変わっていました。
あれだけ飛んでいたキイロスズメバチの姿はなく、キイロスズメバチが出入りしていた隙間からはオオスズメバチが出てきましたw(゚o゚)w オオー!
しばらく観察していると、数はそれほど多くはありませんが、オオスズメバチが出たり入ったりを繰り返しています。
どうやら、オオスズメバチがキイロスズメバチの巣を乗っ取ったようです。
でも、やることは同じです。
出入りしている隙間から天井裏に向け、入念に薬剤処理を行うと、天井裏から羽音が聞こえてきます。
オオスズメバチが苦しんでいるようです。
隙間から逃げ出そうとするオオスズメバチをスプレーで追いやり、隙間を完全閉塞!!
その後、戻って来るオオスズメバチを数匹退治して施工完了!!
≪こちらの様子を窺う(?)オオスズメバチ≫
≪出入りしていた隙間≫
≪隙間閉塞後≫
P.S.
今年は2年ぶりに刺されてしまいましたからねぇ(‘〇’;)
それも天井裏・・・。
天井裏で刺されたのは初めてで、2カ所いっぺんに刺されたのも初めて・・・( ̄□ ̄;)!!
キイロスズメバチ・・・やってくれるゼ(^▽^;)